陶器に用いられている原材料

粘土

私達の食卓を彩る存在として欠かせないのが陶器のお皿。磁器に比べ衝撃に弱く、一度使用したあとは充分乾かして収納しなければカビが生えたりといったように、メンテナンスや取り扱いに注意が必要と言えるでしょう。

しかし陶器のお皿や食器には、他には代え難い土のぬくもりを思わせる温かみがあり、また使えば使う程味が出るという、大きな魅力があります。単なる生活の道具ではなく、愛着を持って使用できる、相棒・愛器として大切に使うことができ、私達の生活を豊かにしてくれます。

そんな陶器は、耐火度が高く可塑性に富んだ土、すなわちカオリナイトやモンモリロナイトを多く含んだ粘土を原材料として成形し、釉 で表面を覆い窯で1100~1300℃もの低火度で焼成したものです。

もともとの原材料となる粘土の素地は吸水性が高いものの、釉を塗ることにより水などの液体の浸透性を防ぐという仕組みになっています。ちなみに陶器に釉薬に用いられる原料としては、銅・鉄・マンガンといった酸化金属を用いています。

磁器など他の焼物に比べて透光性はないものの吸水性があり、また厚手で重く、叩いたときの音も鈍いです。また熱にも強いため、温かい食事を楽しむにも最適です。